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【2022年カタールW杯】グループリーグ・注目選手・ブックメーカーオッズと賭け方を解説!

更新:2023年07月06日

みなさん、こんにちは!goroです。

ついにサッカーワールドカップまであと1週間を切りました!

各国代表メンバーも続々と発表され、サプライズ選出やまさかの怪我で落選など、すでに様々なニュースが飛び交っています。

4年に1度のワールドカップについて、直前最新情報を踏まえて大会のことをおさらいしていきたいと思います!

カタールワールドカップ基礎情報

そもそもワールドカップって?

4年に1度開催されるサッカー世界一を決める大会で、オリンピックを超える世界最大のスポーツイベントと言われています!

世界200を超える国と地域が参加し、各大陸予選を勝ち抜いた32か国が本大会への出場権を得て、ワールドカップトロフィーを目指して鎬を削ります。

世界中からの注目度が高く、テレビやインターネットを通じて試合を視聴する人数は”35億人”を超える超ビッグイベントなのです(地球上の半数の人が観ることに…!!)。

2002年には日韓ワールドカップが開催され、もしかすると実際に試合を観戦したことのある方もいらっしゃるかもしれません。

今年は初めての中東開催となるカタールでの開催となります!

なおかつ史上初の11月-12月開催(例年は6月-7月)となり、そういった点でも注目度の高い大会になりそうです。

ポイント

次回2026年はカナダ・アメリカ・メキシコの3か国共催となりますが、出場国数が32から48への大幅な増加が決定しています

32か国という限られた国数で競争力の高い試合が多く見られるのは今大会がラストとも言われていますので、熱い試合を見逃さないようにしましょう!

 
 
 
 
 
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大会方式

開催国カタール
開幕戦2022年11月21日 AM1:00(日本時間)
決勝戦2022年12月19日AM0:00(日本時間)
出場数32か国
グループリーグ4チームずつA~Hの8つのグループに分かれる。成績上位2チームが決勝トーナメントへ。
グループリーグ順位決定方法勝ち点→得失点→総得点の順で順位を決めていき、すべて並ぶ場合は当該チーム同士の対戦成績、それでも並ぶ場合フェアプレーポイントの比較→抽選という順で決まる。
決勝トーナメントグループリーグを勝ち抜いた計16チームがトーナメント方式で戦う。
決勝トーナメント勝ち抜け方法90分で決まらない場合、15分ハーフの延長戦。それでも決まらない場合はPK戦となる。

賞金

優勝4,500万ドル
準優勝3,200万ドル
3位2,600万ドル
4位2,200万ドル
(以下、省略)

ポイント

11月-12月開催ということで、各国リーグ戦との兼ね合いが懸念材料になっています

ヨーロッパの多くの国では11/13までリーグ戦がおこなわれ、そこから1週間程度で開幕を迎えますので、準備や調整面にハードルが出てきそうです。

 
 
 
 
 
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カタールについて

首都ドーハ
人口288万人
面積1万1,427km2(秋田県と同程度の大きさ)
言語基本的にアラビア語だが、アラビア語圏からの移民も多いため英語も共通語
海抜ほとんどが平地であり、一番高い標高は103m
スタジアム数8会場
平均気温11月 25℃
12月 20℃
※日中は30℃程度になる可能性ありますが、スタジアムに導入されるアドバンスドクーリングテクノロジーで快適なプレー環境が提供される予定です。

ポイント

今大会の会場となる8個のスタジアムはすべてドーハ中心部から1時間以内でアクセス可能という、史上最もコンパクトな大会となっており、移動による負担や、会場ごとに気候が異なるといった問題は発生しないことが挙げられます。

また、暑さの問題が懸念されておりましたが、8会場のうち7個のスタジアムにはアドバンスドクーリングテクノロジーという、スタジアムごと冷却する大規模な空調が用意されています。

20℃前後の快適な空間が提供されますので、ピッチにおける気候面での影響は少ないと言えるでしょう。

カタールワールドカップ2022の放送予定・視聴方法

WEBの放送予定

対象備考
ABEMA全64試合会員登録不要で完全無料
NHKプラス21試合NHKがテレビ放送するものを
同時にWEBにて配信予定
DAZN全64試合生放送ではなく
すべてハイライトでの配信

テレビでの放送予定

対象備考
NHK総合21試合11/21開幕戦
11/23日本vsドイツ
12/19決勝戦など
フジテレビ10試合11/28ブラジルvsスイス
12/2日本vsスペイン
12/17 3位決定戦など
テレビ朝日10試合11/25オランダvsエクアドル
11/27日本vsコスタリカ
11/27ベルギーvsモロッコなど

ABEMAが全64試合を無料で放送しますので、基本的にはABEMAでの視聴が推奨です。
ただ、配信のラグはテレビの方が少ないことが多いです。

ワールドカップでは個性豊かな実況/解説者が起用される可能性が高いので、そういった部分でどこで放送を観るか決めてみるのも面白いと思います。

グループリーグ組み合わせと注目選手

4月1日にカタールのドーハにて組み合わせ抽選会が実施され、6月のプレーオフで32チームすべてが出揃いました!

では、今大会注目のタレントなども交えながら8つのグループを紹介していきます!

 
 
 
 
 
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グループA

※以下、国名の()内は最新のFIFAランキングです。

🇶🇦 カタール(50位)
🇪🇨 エクアドル(44位)
🇸🇳 セネガル(18位)
🇳🇱 オランダ(8位)

ポット2に入ったオランダが強豪国との対戦を回避できたため、このグループを牽引することは間違いありません。
守備陣には世界最高のDFであるファン・ダイク(リバプール)がおり、相棒にはドイツで成長を続けるデ・リフト(バイエルンミュンヘン)、中盤にはバルサのフレンキー・デ・ヨング(バルセロナ)も擁しています。
攻撃の中心であるメンフィス(バルセロナ)がクラブで十分な出場機会を得られていない点が気掛かりですが、力の差のあるグループリーグでは大きな問題にならないでしょう。

残りの3チームは地の利がある開催国カタール、南米予選で攻撃陣が好調だったエクアドル、サディオ・マネ(バイエルンミュンヘン)を中心に今年のアフリカ選手権を初制覇したセネガルという組み合わせです。

2位争いはヨーロッパで活躍する選手の多いセネガルが戦力的にやや一歩リードしている印象がありますが、開幕戦でオランダと対戦するため、初戦での勝ち星の見込みが薄くなっています。
なおかつ、マネは選ばれましたが深刻な怪我を負っているようですので、本番までにどれほど回復できるか不透明です。

初戦でエクアドルと対戦するカタールが今大会に向けてスペイン式の育成を長期にわたり取り組んできたため、その成果を遺憾なく発揮し、ホームの後押しを受けてエクアドルに勝利すればそのまま開催国としての義務(グループリーグ突破)を果たす可能性もありそうです。

<ファン・ダイク:オランダ代表>

 
 
 
 
 
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グループB

🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿 イングランド(5位)
🇮🇷 イラン(20位)
🇺🇸 アメリカ(16位)
🏴󠁧󠁢󠁷󠁬󠁳󠁿 ウェールズ(19位)

昨夏EURO2020準優勝のイングランドの首位突破が濃厚に見える、1強3弱構成のグループとなります。

ただ、ウェールズは地域的・文化的にイングランドに対し、並々ならぬ対抗心を持って臨んでくる可能性が高く、一筋縄ではいかない試合になりそうです。
ウェールズのエースであるベイル(ロサンゼルスFC)はムラのあるプレーで評価を下げてレアルマドリーを退団し、アメリカへ都落ちとなりましたが、代表戦ですと人が変わったように好プレーを連発します。
その他にも欧州主要リーグでプレーする選手を揃えていますので、ウェールズが格上に一泡吹かせることは可能だと思います。

厳しい試合になると思いますが、今大会の得点王候補にも挙げられるイングランドのエースであるハリー・ケイン(トッテナム)がいかにしてゴールをこじ開けられるかがキーになるでしょう。

イランはヨーロッパでも活躍するタレミ(ポルト)、アズムン(レヴァークーゼン)がライバル国のゴールをこじ開けられるか、アメリカはプリシッチ(チェルシー)の活躍に懸かっています。彼らを生かした戦い方が出来たチームが2位の座を射止めることになると考えられます。

<ハリー・ケイン:イングランド代表>

 
 
 
 
 
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グループC

🇦🇷 アルゼンチン(3位)
🇸🇦 サウジアラビア(51位)
🇲🇽 メキシコ(13位)
🇵🇱 ポーランド(26位)

リオネル・メッシ(パリサンジェルマン)擁するアルゼンチンは昨夏のコパアメリカで久々のタイトルを手中に収め、おそらくメッシの最後のワールドカップになるであろうことからも優勝を目標に全力で戦いにきます。

監督交代の多いアルゼンチンにしては珍しく、スカローニ監督が長期間指揮を執れている点も有利になりそうです。
懸念材料としては、守備陣にワールドクラスと呼べる選手がいない点です。メッシを中心とした攻撃が威力を発揮できる反面、オタメンディ(ベンフィカ)くらいしか名のあるDFがいないため、先制されて苦しい展開に…という最悪のゲーム展開にならないよう慎重なゲーム運びが求められます。

2位争いはメキシコとポーランドとなる見込みですが、ワールドカップで毎回コンスタントに結果を残しているメキシコが若干優位でしょうか。
守備陣は国内組中心に手堅く固め、前線にはプレミアリーグで活躍中のヒメネス(ウォルヴァーハンプトン)やスピードのあるロサーノ(ナポリ)がおり、アルゼンチンにも善戦するかもしれません。
ポーランドは良くも悪くも世界屈指のストライカーであるレヴァンドフスキ(バルセロナ)の出来次第で次のステージへのチャンスが出てくるでしょう。
なお、メキシコとポーランドは初戦で相まみえますので、いきなりグループの行方が決まってしまう可能性もあり得ます。
最終予選で日本を苦しめたサウジは初戦でアルゼンチンとあたることもあり、戦力的にも残念ながら期待薄と考えざるを得ません。

<リオネル・メッシ:アルゼンチン代表>

 
 
 
 
 
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グループD

🇫🇷 フランス(4位)
🇦🇺 オーストラリア(38位)
🇩🇰 デンマーク(10位)
🇹🇳 チュニジア(30位)

フランス・デンマークが図抜けた2強2弱の構図になる可能性の高いグループです。
前回大会王者であるフランスは継続路線でチームの熟成を深めており、ベースは前回大会の選手が引き続き中心を担っています。
ただ、大会直前に怪我人が止まらず、なんとか戦力を揃えましたがカリム・ベンゼマ(レアル・マドリー)とキリアン・エムバペ(パリサンジェルマン)の二枚看板に頼りきりになることもあり得ます。

EURO2020でベスト4へと躍進したデンマークはワールドクラスのタレントが多いわけでは無いですが、堅実で職人タイプの選手が多く、予選は初戦から8連勝を飾り、危なげなく本大会に駒を進めました。
注目選手は何と言ってもクリスチャン・エリクセン(マンチェスターユナイテッド)でしょう。
EURO2020の試合中に倒れ、心臓の疾患が見つかりました。選手生命も終わりかと思われましたが、除細動器を埋め込み、賢明なリハビリから復活を果たしています。
彼の活躍はサッカー界だけにとどまらず、心臓に疾患を持つ多くのスポーツ選手の希望となるため、世界中の注目を浴びることは間違いありません。
もしかすると組織力の高いデンマークの首位突破もあり得そうという意味では、2戦目のフランスvsデンマークはグループリーグ有数の好カードになると思います。

<キリアン・エムバペ:フランス代表>

 
 
 
 
 
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グループE

🇪🇸 スペイン(7位)
🇨🇷 コスタリカ(31位)
🇩🇪 ドイツ(11位)
🇯🇵 日本(24位)

スペインとドイツというヨーロッパ屈指の強豪が2チーム揃う中に、我らが日本代表が組み込まれるという何とも熱い展開となったグループEです。

スペインについてはディフェンディングチャンピオンとして挑んだ2014年ブラジルワールドカップでグループリーグ敗退の憂き目に遭い、勝てない時代の再来かと思われましたが、ユース年代から新しいタレントが次々と生まれ再生の道を進んでいます。
若くして世界屈指のクリエイターとなったペドリ(バルセロナ)を中心とした攻撃は、どの強豪国にとっても厄介なものです。相変わらずボールを回す技術については世界トップですので、グループリーグのどの試合も主導権を握ることになるでしょう。

ドイツについては2014年大会で優勝を果たし、そこから2018年ロシアワールドカップではグループリーグ敗退となるまさかの結果を経験しましたが、こちらも若手が育ち、ベテランとの融合が進みバランスの取れたチームが仕上がっています。
ただ、ストライカー不足が懸念されており、大会直前にCFのヴェルナー(ライプツィヒ)が離脱。
二列目を担うニャブリ、ミュラー、サネ(全員バイエルンミュンヘン)のバイエルン勢の得点力に懸かっていると言えそうです。

さて、我らが日本代表ですが、大変厳しいグループと言わざる得ません。強いて言いますと、初戦でドイツが準備不足で日本の方がコンディションが優位になるような展開であれば、自慢の守備陣が健闘し、勝ち点を奪う展開も僅かながら考えられます。
そこから2戦目のコスタリカを叩き、スペインとの最終戦に持ち込めば突破の可能性も見えてきます。
ダークホースとしてのサムライブルーに期待しましょう!

コスタリカは下馬評ではグループ最弱ですが、守護神のナバス(パリサンジェルマン)を筆頭に経験のある選手が揃っています。
ロースコアに持ち込むのは得意なチームカラーですので、しぶとく勝ち点を拾い、グループを乱してくるのではないでしょうか。

<ペドリ:スペイン代表>

 
 
 
 
 
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グループF

🇧🇪 ベルギー(2位)
🇨🇦 カナダ(41位)
🇲🇦 モロッコ(22位)
🇭🇷 クロアチア(12位)

前回大会で日本に悪夢を見せたベルギーが抜けており、それを前回大会準優勝のクロアチアが追い、カナダ、モロッコがアップセットを狙う展開になりそうです。

ベルギーについてはタレント揃いですが、中でも現在世界最高のMFと呼ばれるデ・ブライネ(マンチェスターシティ)は一人で試合を決めてしまうほどの能力があり、年齢的にも今大会がピークを迎えます。ベルギーがベスト4の壁を破り、優勝を争うには彼の活躍が必須です。
一方でCFのルカク(インテルミラノ)が招集されていますが怪我をしており、未出場のまま大会を終えることになりかねないのが懸念点です。
対抗するクロアチアは前回大会MVPのモドリッチ(レアル・マドリー)が、クラブでも代表でも年齢を感じさせないプレーを連発しています。36歳でおそらく最後のワールドカップとなるでしょうから、前回大会同様の活躍を期待したいところです。

カナダはストライカーのジョナサン・デイビッド(リール)や俊足のアフォンソ・デイビス(バイエルンミュンヘン)などヨーロッパの最前線で戦っているタレントが複数います。
36年ぶりのワールドカップ出場で実力が計り知れないため、不気味な存在です。
モロッコはハリルホジッチ監督がスピーディーな攻撃を構築し、チームとしては仕上がっていますが、日本代表を率いた時と同様に協会との折り合いが悪く解任されました。
結果的に確執のあったシエシュ(チェルシー)などの有力選手が代表復帰となり、チーム力としては上がっています。

共に今大会のダークホースとして複数のメディアで名前が挙げられていますので、思わぬ展開が期待できそうなグループかもしれません。

<ケビン・デ・ブライネ:ベルギー代表>

 
 
 
 
 
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グループG

🇧🇷 ブラジル(1位)
🇷🇸 セルビア(21位)
🇨🇭 スイス(15位)
🇨🇲 カメルーン(43位)

サッカー王国ブラジルは、国民からの支持も厚いチッチ監督の継続路線でチーム力を上げており、タレントを生かしつつ堅実なサッカーを展開します。チッチ監督はもともと守備構築に定評があり、南米予選は17試合で失点はわずかに5。
攻撃はネイマール(パリサンジェルマン)やヴィニシウス(レアルマドリ―)などの強力アタッカーが圧倒的な個人技とコンビネーションで相手をねじ伏せるため、本大会でも上位進出が堅いと言われています。

2位争いは昨年のEURO2020でフランス相手にアップセットを演じたスイスが抜けています。ポゼッションのレベルが高く、GKにはゾマー(ボルシアメンヘングラートバッハ)という指折りのシュートストッパーがいるのも好材料です。
セルビアはセリエAを席巻する若きエースストライカーのヴラホビッチ(ユヴェントス)の活躍によっては、スイスを蹴落とす可能性もありそうです。アフリカの雄であるカメルーンは組織的な攻撃サッカーが評価さていますが、自国開催のアフリカ選手権で優勝を逃した影響で3月に監督交代をおこなったことがポジティブに働くか、懸念があると言えます。

<ネイマール:ブラジル代表>

 
 
 
 
 
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グループH

🇵🇹 ポルトガル(9位)
🇬🇭 ガーナ(61位)
🇺🇾 ウルグアイ(14位)
🇰🇷 韓国(28位)

プレーオフを勝ち抜き、無事にポット1へ滑り込んだポルトガルが戦力的にかなり突出しているグループです。

エースであるクリスティアーノ・ロナウド(マンチェスターユナイテッド)をはじめ、クラブでのチームメイトでもあるブルーノ・フェルナンデス(マンチェスターユナイテッド)、中盤と前線の潤滑油として評価の高いベルナウド・シウバ(マンチェスターシティ)などプレミアリーグで主力級の活躍を披露している選手ばかりです。守備陣のタレントがやや小粒ではありますが、それでもグループリーグ敗退は考えられないでしょう。
残る3チームのうち下馬評ではウルグアイが有力ですが、ルイス・スアレス(ナシオナル)やディエゴ・ゴディン(べレス・サルスフィエルド)などの主力が高齢化している点が気掛かりです。
コンディションが十分でない状態でワールドカップに臨めば不覚を取ることもあり得ます。

ガーナは要所にトーマス・パーティ(アーセナル)やジョーダン・アユー(クリスタルパレス)といったタレントがおり、ランプティ(ブライトン)やイニャキ・ウィリアムズ(アスレティック・ビルバオ)が帰化選手として滑り込みました。
韓国は怪我を抱えていますが、大エースであるソンフンミン(トッテナム)がいます。
辛抱強く戦い、彼らのようなタレントが実力を発揮できれば決勝トーナメントの切符を得る展開も見えてきますので、どのチームにもチャンスがあるグループと言えます。

<クリスティアーノ・ロナウド:ポルトガル代表>

 
 
 
 
 
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全体的にバランス良くチームが分かれた感が強く、過去の大会ほどの「死の組」は無いように思います。
日本代表にとっては死の組といって差し支えない組み合わせとなりましたが、それでもワールドカップはどこかで強豪を倒さなければ上位進出はありません。最初の試練であるグループリーグで、世界をあっと言わせてほしいですね!
また、2000年代初頭から世界のサッカー界を牽引してきたリオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウドという二大巨頭の最後のワールドカップとなる見込みですので、彼らがどのような雄姿を見せてくれるのか、彼らを超えるニュースターが誕生するのか!?といった点も楽しみで仕方ないですね!

ビッグトーナメント特有の気になるブックメーカーオッズ・ベット項目!

普段のリーグ戦とは異なり、ワールドカップなどのビッグトーナメントでは特有のベット項目が設けられることがあります。

ブックメーカーごとに若干特徴がありますが、すでにbet365で提供されているワールドカップのベット項目や、予想投稿大会にて投稿されたEURO2020の事例をもとにいくつかご紹介したいと思います。

優勝国

すでに各ブックメーカーでオッズが提供されていますが、なんといっても優勝国予想は外せません!

開幕直前でのオッズは以下のようになっています。

bet365ワールドカップ2022優勝国予想

サッカー王国ブラジルが最有力とみられており、続いてコパアメリカ優勝のアルゼンチン、前回ワールドカップ王者のフランス、EURO2020準優勝のイングランド、UEFAネーションズリーグ準優勝のスペインといった超強豪国が並びます。

組み合わせ抽選会のあった4月時点ではブラジルが最有力だった点は変わりませんが、次点はイングランドでした。
イングランドに怪我人がみられることや主将マグワイアの不調などがあり、支持が下がっていると思われます。
アルゼンチンについては大黒柱のメッシがリーグ戦で開幕から絶好調というのが好材料でしょう。

前回王者のフランスは中盤を支えていたポグバ、カンテが怪我で不在となるため、ベンゼマやエムバペなどの飛び抜けたタレントがいるとはいえ、連覇への道のりは厳しいものになるかもしれません。

グループリーグ勝ち抜け

通常は各試合についてベットするのが普通ですが、ビッグトーナメントではグループリーグの結果に対してもベット可能です。

例えばbet365ではすでに下記のオッズが提供されています。

bet365ワールドカップ2022リーグ順位表

各グループを首位通過する国の予想オッズとなります。

ヨーロッパの主要リーグでは11月13日までリーグ戦がありましたので、直前になって怪我人の情報も入ってくると思います。

過去の大会ではポット1で振り分けられたチームが足元をすくわれ、グループリーグで敗退という事例もいくつかありますし、逆に最弱と思われていたポット4のチームが首位通過という例もあります。

順当な強豪国を支持するのもいいですが、ここは直前の情報などで穴を探してみるのも面白いですね!

MVP(ゴールデンボール)・得点王

世界一の国を決めるワールドカップですが、MVPや得点王などの個人賞も用意されています。

bet365ワールドカップ2022MVPや得点王などの個人賞

フランスのエムバペとアルゼンチンのメッシが同オッズで1番人気となり、その次にブラジルのネイマールが並ぶというパリサンジェルマンのMMN(メッシ・エムバペ・ネイマールの頭文字)トリオがトップ3になっています。

過去大会の事例をみても、MVPは少なくともベスト4以上に入った国から選ばれますので強豪国の中心選手が競い合う可能性が高いです。

とはいえ、多数の名手の中からたった1人の選手を選ぶベット項目ですので、オッズは全体的に高めです。

ある意味優勝国以上にハイレベルな争いになるかもしれませんね。

bet365ワールドカップ2022得点王

前回大会得点王でイングランドのエースであるハリー・ケインが最有力とみられていますが、次世代のバロンドール候補であるエムバペが僅差で続きます。
また、今大会が最後のワールドカップとみられるクリスティアーノ・ロナウドやリオネル・メッシも有力候補とみられているようです。

ただ、得点王については過去の大会を振り返ると、ドイツのトーマス・ミュラー(2010年南アフリカ大会:5ゴール)、コロンビアのハメス・ロドリゲス(2014年ブラジル大会:6ゴール)など、シンデレラボーイのように次なるニュースターが獲得する可能性もあります。

短期決戦で序盤に勢いが付くと、チームもその選手を後押ししますので意外な選手の受賞もありそうです。

20倍以上の高オッズも十分あり得ますので、これについては期待できそうな選手に早めにベットして大会を楽しんでみるのも良いと思います。

参考までに過去の予想投稿大会に投稿された得点王・MVPの記事についても掲載しておきますので、どういう点を考慮して予想しているか、よろしければご覧ください。

EURO2020得点王予想の一例

EURO2020MVP予想の一例

おまけ:サムライブルー編

我らがサムライブルーは初戦の相手は前々回大会チャンピオンのドイツ…!!

ドイツは前回大会ではまさかのグループリーグ敗退ですが、その雪辱を晴らすべく今大会に臨んできます。

直前のオッズは以下のようになっています。

bet365ワールドカップ2022 ドイツ対日本の結果

いくつかのオッズをピックアップ

・ドイツの勝利オッズ1.44に対し、日本の勝利オッズは7.50倍(4月時点ではドイツ1.33:日本9.0)

・試合のゴール数は2.5の「オーバー」がフェイバリットで1.66倍(4月時点と変わらず)

・両チーム得点は「はい」がフェイバリットで1.8倍(4月時点では、「いいえ」が1.75でフェイバリット)

4月時点と比較すると若干オッズが変わり、日本の得点もあり得るようなオッズに見受けられます。

当初のオッズでは日本に対して過小評価気味だったのかもしれません。

最近では鎌田が絶好調で、伊東、三笘、久保なども所属チームで貴重な戦力になっています。

そういった攻撃陣の好調が日本のオッズを後押ししている可能性があります。

ただ、それでもあくまでドイツ勝利という評価の高さはそこまで変わっていませんので、市場の支持は厳しいものです。

直前の状況では日本が遠藤、冨安の状態に不安がありますが、ドイツはヴェルナーが怪我で選出されず、メンバーの構成に影響があります。

何が起こるかわからないのがワールドカップの面白さでもありますので、日本がオッズの評価を覆し、サプライズを起こしてくれることも期待したいですね!

ライター予想

大会直前ということで様々な情報が出揃ってきました!

それをもとに優勝国、MVP、ダークホース、日本代表関連の4つの予想を紹介させていただきます!

優勝国-ブラジル@5.0

優勝国-ブラジル@5.0

メンバー発表ではほぼ順当にメンバーが選出され、主力と言えるメンバーには怪我人がいません。

サイドバックは若干タレントの不足感がありますが(他のポジションが豪華すぎる!)、チーム全体の守備意識は高めで、一概にサイドバック穴になるとは言い切れないです。

むしろサプライズ選出された大ベテランの右SBのダニエル・アウベスが、これまで獲得した多数のタイトル経験からチームを締めてくれる期待すらあります。

ネイマールもこれが最後のワールドカップになるかもしれないと仄めかしており、チームのモチベーションの高さも随一でしょう。
組み合わせとしても強豪国との対戦はベスト8以降になる見込みですので、序盤にチームの勢いが付けやすい点もメリットです。

ブラジルらしい即興的な個人技・コンビネーションと、チッチ監督が植え付けた硬質なプレッシングと守備意識で優勝候補筆頭と言えますので、王国の優勝を予想します。

MVP-ネイマール@13.0

MVP-ネイマール@13.0

前述の気になるベット項目でも触れたMVPですが、エムバペ、メッシというパリサンジェルマンのチームメイトを抑え、ネイマールの受賞を予想します。
優勝国予想の通り、ブラジルが上位進出する確率は高いでしょうし、今のチームはネイマールを中心に長い期間熟成されてきました。

チーム内での求心力も高く、チームメイトの生かし方や自分の輝き方が以前よりもレベルアップしており、選手としての格は一段も二段も上がっている印象です。

また、これまでのビッグトーナメントでの活躍を見ても、非常に強心臓でプレッシャーにも負けません。

チームの戴冠と共に、ネイマールが大会の主役になると考えます。

グループリーグを突破-モロッコ@3.00

グループリーグを突破-モロッコ@3.00

どの大会にも思わぬ国が強豪国を退け、躍進することがあります。

いわゆるダークホースです。

今大会ではモロッコに期待しています。

日本代表を率いたハリルホジッチ監督がチームの基礎を作り、アフリカネーションズカップでは準優勝したエジプトに惜しくも敗れましたが、スピーディーな攻撃は迫力がありました。

その後ハリルホジッチ監督は日本代表の時と同じように協会との折り合いが悪くなり解任されましたが、結果的に同監督に冷遇されていたシエシュやマズラウィといったビッグクラブ所属の有力選手が代表に復帰することとなりました。

同グループにはベルギー、クロアチアの2強が同居していますが、両チームともディフェンスラインは高齢化で不安があります。
モロッコはおそらくカウンター主体でスピード面で勝負してきますので、そのあたりは脅威になるはずです。

モロッコが初戦のクロアチア戦で勢いに乗り、グループリーグを突破することに期待したいと思います。

日本代表のチーム得点王-伊東純也@11.0

日本代表のチーム得点王-伊東純也@11.0

すでに予想大会にも投稿させていただきましたが、日本代表のチーム得点王のオッズで伊東純也への評価が低いように思います。※投稿時はオッズ26.0|試合予想

投稿に記載の通り、伊東は最終予選の最多得点者で日本代表の攻撃陣には欠かせない存在となりました。

カウンター主体になることが見込まれるワールドカップ本番でも彼の俊足は攻撃の要になるはずです。

アシスト能力も高いですが、日本のCFの得点力がそこまで期待しにくいため、伊東自体の得点が期待できるでしょう。

最近ではクラブでFWも任されているので、彼のゴールに注目したいですね!

ビッグトーナメントでは外せない!おすすめブックメーカー

ワールドカップは4年に1度のイベントで多くのの注目を集めますので、各ブックメーカーも気合を入れて充実したベット項目の提供や、キャンペーンの開催をおこなってくれます。

そこで、ワールドカップ開催前にぜひアカウントを持っておきたい2つのブックメーカーについて、そのブックメーカーのメリットとともに紹介したいと思います。

bet365

まずは王道bet365です。

取り扱っている試合数の多さや、ベッティングスピードの速さなど様々な面で評価の高いbet365ですが、ビッグトーナメントでも強さを発揮します。

特に推したいものが「スタッツ・プレイヤープロップ項目の提供」についてです。

そもそもサッカーにおけるスタッツやプレイヤープロップ項目とは何かという点について触れますと、

スタッツ項目

  • チームのシュート数
  • チームのオフサイド数
  • チームのタックル数
bet365 チームのシュート数/オフサイド数/タックル数

プレイヤープロップ項目

  • 特定の選手のシュート数
  • 特定の選手のパス数
  • 特定の選手のタックル数
bet365 特定の選手のシュート数/パス数/タックル数
※画像はイングランドプレミアリーグで提供されている参考ベット項目です。

などなど、勝敗や得点以外のサッカーの細部に関わる結果を予想する項目となります。

「この選手のことだったら詳しい!」

「戦術についてなら知識豊富です!」

という方は見逃せない項目ですね。

bet365がワールドカップで上記のような項目を取り扱うことが決定しているわけでは無いですが、直近のビッグトーナメントであるEURO2020では提供されており、一部の項目(シュート数など)はライブベットも可能でした。

日常的におこなわれている各国リーグ戦とは異なり、ワールドカップは短期間で限られた国・メンバーでの試合となるためブックメーカー側もライン・オッズを設定するのが非常に難しいものです。

たくさんの”穴”が見つかると思いますので、要チェックです!

ベッティングスピードが速く、ライブでもこうしたオッズが提供されるのはベッターとしても非常にありがたく、試合を見ながらとても楽しめる要素になりますので、ワールドカップ前にbet365の準備をしておきましょう!

※イングランドプレミアリーグの一部の試合やチャンピオンズリーグの試合などではスタッツ・プレイヤープロップ項目が用意されていますので、事前にそうした試合でベット項目に慣れておくといいかもしれません。

スポーツベットアイオー

登録のしやすさや入出金面でのハードルの低さで登録している方も多いかもしれませんが、Sportsbet ioはビッグトーナメントでも優秀!という面をご紹介したいと思います。

2021年6月にEURO2020が開催されましたが、Sportsbet ioは大会前に「カウントダウンオッズ」という日替わり限定オッズが提供されていたのです

もともと独自のキャンペーンに強みがあったSportsbet ioは、そのカウントダウンオッズで大盤振る舞いを見せてくれました。

EURO2020の際の項目を一部紹介したいと思います。

グループリーグの試合の中で、あるチームが5得点以上ゴールを奪う試合があるか(”該当する試合が無い場合返金”)

Sportsbet io EURO2020 グループリーグの試合の中で、あるチームが5得点以上ゴールを奪う試合があるか

参加国の実力が拮抗しているユーロで、5得点するのはなかなかハードルが高いベット項目なのですが、該当する試合が無かった場合、なんと「返金保証」付きなんです!

つまり、リスクゼロのベット項目なんです!!!

「そんなオッズ提供しちゃっていいの!?」と思いつつベットしたのは言うまでもありません。

ちなみにグループリーグ最終日まで5得点するチームは現れなかったのですが、迎えた最終日のスロバキアvsスペインで勝ち抜けのために勝利必須のスペインが大爆発!

見事5得点をあげ、ベッター大歓喜のベット項目でした。

グループリーグですべてのチームが1枚以上イエローカードを受けるか

Sportsbet io EURO2020 グループリーグですべてのチームが1枚以上イエローカードを受けるか

昨年のユーロはハンドの規則が変わったこともあり、カードやファウルが少なくなるのではないかと見込まれていましたが、ビッグトーナメントでは勝ち抜きのために各国必死になることは間違いありません。

過去の大会でもイエローカード0枚でグループリーグを勝ち上がるということはほとんど例が無く、オッズ6倍というのは大変魅力的なボーナスでした。

結果的に優勝したイタリアがグループリーグ最終節のハーフタイムまでカード無しだったのですが、迎えた後半34分。この日先制点をあげていたペッシーナが報復気味にファウルをしたことでイエローカードを受け、このベット項目も見事Winとなりました!

※1点注意事項として、Maxベット額が設定されていること多いです。EURO2020の際は1つの日替わりベット項目に、日本円で数万円程度ベットすることが可能でした。

以上のように破格のお祭りオッズやお楽しみのベット項目を提供してくれるのがSportsbet ioの強みでもあります。

ワールドカップでも同様のキャンペーンオッズが提供されるかまだ分かりませんが、大会前の段階から発表される可能性が高いと思いますので、乗り遅れの無いよう早めに登録して見逃さないようチェックしておきましょう!

(EURO2020の際は目安として日本時間の昼~夕方に日替わり項目の更新がありました!)

終わりに

4年に一度の祭典までもうあと少しです!

ブックメーカー界隈のサッカーファンの皆様、準備はよろしいでしょうか!?

過密日程により大会直前でスター選手の不調・欠場が毎日のように報道され、正直なところちょっとモヤモヤしている想いもあると思います。

しかし、多くの選手がこの夢舞台を目指し、出来る限りのことを尽くしてくれていることは間違いありません。

選手たちをリスペクトして、泣いても笑っても4年に1度しかないワールドカップを楽しみましょう!

そして、サムライブルーが強豪国とのガチンコ対決で世界を驚かせてくれるのか、応援したいですね!

寝不足になりそうですが、熱く盛り上がっていきましょう!!!

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goro🏅

餃子が大好物です。Twitterでは海外サッカーを中心に胡散臭くない事前・ライブ予想をツイートしてます!サッカーやeSoccerに関するnoteやブックメーカーズのライター記事もいくつか執筆させて頂いてます!!!

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