【香港国際競走2022】香港スプリントの注目馬・みどころ・予想をご紹介！
更新：2023年03月24日
香港国際競走の中でも、スプリント大国である香港競馬界が威信をかけて戦う『香港スプリント（G1／芝1200m）』。
| レース名 | 香港スプリント（Hong Kong Sprint） |
|---|---|
| 日程 | 2022年12月11日（日曜日） |
| 発走予定時刻 | 15時40分 |
| レース詳細 | 3歳以上混合／芝1200m |
| 競馬場・コース | 沙田（シャテイン）競馬場／香港・新界沙田区 |
| 賞金 | 総額：2,400万香港ドル（約4億4,500万円） 1着賞金：1,368万香港ドル（約2億5,000万円） |
2022年は、オーストラリアが誇る世界最強スプリンターや、ナランフレグ、ジャンダルム、メイケイエール、レシステンシアらが日本から出走予定ということもあり、例年以上にかなり注目度の高い1戦になると戦前から話題になっています。
このページでは、そんな香港スプリントのレース情報、最新オッズ、視聴方法など、レースを楽しむのに必須の情報満載でお届けします！
目次
香港スプリント2022／最新オッズ ※ブックメーカー最終オッズ
オッズは、ブックメーカー『bet365』のものを掲載しています。
日本馬の最新オッズ ※ブックメーカー最終オッズ
| 馬名 | ブックメーカーオッズ | JRA最終オッズ |
| ジャンダルム（Gendarme） D.レーン | 9.00倍 | 13.00倍 |
| メイケイエール（Meikei Yell） J.マクドナルド | 11.00倍 | 4.80倍 |
| ナランフレグ（Naran Huleg） 丸田恭介 | 13.00倍 | 7.40倍 |
| レシステンシア（Resistencia） J.モレイラ | 15.00倍 | 6.80倍 |
ブックメーカーはなぜこんなに高オッズ？
JRAでの馬券発売も決定している香港スプリントですが、先ほどの画像や日本馬のオッズをみて「ブックメーカーって日本馬がこんな高オッズで買えるの！？」と驚いた方もいらっしゃるのではないでしょうか？
実は、ブックメーカーで競馬を楽しむことの大きな利点の1つとして「JRAよりも高オッズで馬券購入を行うことが出来る可能性がある」というものがあります。
しかも、ブックメーカーの場合「購入した時点でのオッズ」がそのまま払い戻しオッズに適用されるため、JRAのように「買った時よりもだいぶオッズが下がってしまった」といった現象も起こりません！
ブックメーカーでの競馬ベットの楽しみ方や、実際に競馬を楽しむのにおすすめのブックメーカーなどに関しては、こちらの記事で詳細に解説しています。ブックメーカー高オッズの秘密についてもお伝えしておりますので、興味を持たれた方はぜひご参考にどうぞ！
香港スプリント2022／有力馬紹介・予想
ここからは、今年の香港スプリントの有力馬と予想を紹介させていただきます。
注目の海外有力馬紹介
まずは、海外馬からご紹介していきましょう。
香港競馬のお家芸ともいえる香港スプリント。近年では、2020年に日本のダノンスマッシュが制しましたが、これまで開催された23回の内、香港勢は17勝を挙げています。
そんな香港スプリントですが、2022年オッズ上で大きな注目を集めているのは、オーストラリア調教馬のネイチャーストリップ（Nature Strip）です。
2022年のオーストラリア年度代表馬にも選出された同馬は、TJスミスステークス（G1／芝1200m）3連覇を含むG1レースを9勝。今年の6月にはイギリスで開催されたキングズスタンドステークスにも出走し、見事勝利を挙げるなど、オーストラリア競馬界の歴史に名を残す1頭として期待がかかりますが、近2走はともに敗れています。
※11月24日現在、特別登録馬に名前がなく回避の予定です。
一方、今年は、地元香港勢にも楽しみな1頭がいます。新スプリント王ウェリントン（Wellington）です。
今年2月のクイーンズシルヴァージュビリーカップ（G1／芝1400m）でG1レース2勝目。そこから、チェアマンズスプリントプライズ（G1／芝1200m）連覇を達成し、10月のプレミアムボウル（G2／芝1200m）では斤量61キロを背負いながら勝ち切るなど、香港スプリントの絶対的王として君臨しています。
また、11月20日（日曜日）に開催されるジョッキークラブスプリント（G2／芝1200m）は、直近5年で4勝を挙げている勝ちローテ。このレースで勝利し、特別登録時点で1番手評価を受けているラッキースワイニース（Lucky Sweynesse）は、やはり要注目の存在でしょう。
注目の日本有力馬紹介
続いて、海外の強豪たちに挑む、日本勢もご紹介しましょう。
2021年の香港スプリントでは、大規模な落馬があり100％全力で戦えたとは言い難かった日本勢ですが、今年は昨年のリベンジに燃えるべく4頭が遠征を予定しています。
オッズ上最も評価されているのは、今年のスプリンターズステークス（G1／芝1200m）を制した7歳馬ジャンダルム（Gendarme）。
母にビリーヴを持つ良血馬ながらも、思うように結果は残せなかったジャンダルム。しかし、7歳にして先行押し切りのレーススタイルにモデルチェンジをすると、スプリンターズステークスでは早め抜け出しから後続を抑えきって鞍上の荻野極騎手とともに初栄冠をつかみました。
戦績的にはやや安定しないものの、状態は今が絶頂期。今回はD.レーン騎手とのコンビとなりますが、勢いそのままにアジアのスプリント王に名乗りを上げたいところです。
また、春のスプリントG1、高松宮記念（G1／芝1200m）を勝利し、スプリンターズステークスでは3着に入線したナランフレグや、重賞6勝のメイケイエール。6月の安田記念以来とはなりますが、2021年の香港スプリント2着入線のレシステンシアなど、実績も個性も豊かなメンバーが遠征予定です。
ライター予想
ここからは、本記事を書かせていただいたライターの予想をご紹介します。
あくまで参考程度にどうぞ！
香港マイル、香港カップ、香港ヴァーズらと比較すると結果は残せていませんが、昨年はレシステンシアが2着。かつては日本のロードカナロアが連覇するなど、日本勢もしっかり存在感をみせている1戦ですね。
ただ、今年の本命は香港の新スプリント王、ウェリントンに期待したいと思います。
入れ代わり立ち代わりの激しい香港スプリント路線においてしっかり勝ち切り続けているのはかなり大きいうえに、4連勝中の勝ち時計はかなり優秀。昨年の香港スプリントでは落馬事故に巻き込まれて残念な結果に終わりましたが、今のこの充実度なら文句なしといったところでしょう。
世界最強スプリンターのネイチャーストリップに関しては、香港自体がオーストラリアよりも早い時計の決着になるうえに、近走ちょっとズブさを感じることもあり、位置取り次第では対応しきれず馬券外まであるのではないかと、個人的には思っています。
あとは、見解内でもご紹介したジョッキークラブスプリントの結果とレースの内容もしっかり確認して、良いレースをしていた馬は評価を上げたいところです。
このレースに関しては、勝利することよりも内容が重視される1戦だと思いますので、このレースは結果だけをさらうのではなく、しっかり動画をみてご自身の目で確認することをおすすめします！ ウェリントン以下も、このレース後にまたしっかりと決める予定です。
日本勢に関しては、身体が絞れていればレシステンシアが一番面白いかなとは思いますが、ネイチャーストリップが参加しないとなれば多少のチャンスはあれど、全体的に厳しい戦いになるのではないかなと予想します。
ジャンダルムも鞍上が荻野騎手から乗り替わることでスタートが逆に巧く出せない可能性もありますし、ナランフレグは脚質的にちょっと買いづらい。そして、メイケイエールは遠征して本当に大丈夫なのでしょうか。不安です。
◎ウェリントン
〇ラッキースワイニース
▲ラッキーパッチ
△レシステンシア
注ストロンガー
※11月24日時点での予想です！
単勝の予想：ウェリントン勝利 4.50倍（11月10日のオッズ）
予想内でもお伝えしたように、充実期にあるウェリントンが本命です。
ジョッキークラブスプリントでは最後の直線で粘り切れずに6着と、やや不安になるレース内容でしたが、プレミアムボウルでは61.2キロを背負って1.07.78の勝ち時計。2着入線のラッキースワイニースもいい競馬をした中でこの斤量でこのタイムならかなり期待が持てそうです。
馬連／馬単の予想
ウェリントン⇒ラッキースワイニース／ラッキーパッチ／レシステンシア／ストロンガー
前走のウェリントンの内容から、軽視するならラッキースワイニース頭からの流しも買っておきたいところ。
3連複／3連単の予想
ウェリントン⇒ラッキースワイニース／ラッキーパッチ／レシステンシア／ストロンガー
余裕があるなら、ウェリントンの2、3着付けや、ラッキースワイニース⇒他印への2着流しなども買っておきたいところです。
香港スプリント2022／おすすめのブックメーカー
ここからは、香港スプリントを楽しむにあたって、おすすめのブックメーカーをご紹介させていただきます。
ランキング形式にはなっていますが、どのブックメーカーもそれぞれにストロングポイントがありますので、ぜひレビューを比較してみてください！
| 順位 ブックメーカー名 | 入出金方法 | 生中継 | 提供データ | 提供データ | コメント | サイトリンク |
第1位 ベットサンロクゴ | ecoPayz | 欧州を中心に アメリカ競馬なども | 馬連、3連単や 独自の賭け方も！ | 必要十分 | 賭け方が豊富 競馬中継も有 | 公式サイト |
第2位 ワンバイベット | 仮想通貨 銀行振込 | 一部のレースのみ | 基本単勝系のみ | かなり詳細 | 取扱い競馬場豊富 データが見やすい | 公式サイト |
第3位 スポーツベットアイオー | 仮想通貨 銀行振込 | レース配信ナシ | 単勝・複勝系のみ | 必要十分 | 賭け方分かりやすい データが見やすい | 公式サイト |
第1位：bet365（ベットサンロクゴ）
競馬ベットおすすめブックメーカー第1位は、老舗ブックメーカーの『bet365』！
日本の馬券でいうところの『馬連』『3連単』などといった、複合的なベット種類（賭け方）を提供している点や、レースのライブストリーミング配信はもちろんのこと、過去のレースのアーカイブ配信も積極的に行っており、ブックメーカーを利用している競馬ファンから絶大な人気を誇っています。
とにかく、ブックメーカーで競馬を楽しむうえで必要な要素がほとんど揃っているため、ブックメーカーで競馬を楽しもうと考えている方はマストで登録を検討するべきブックメーカーの1つであるといえます。
bet365の競馬ベットに関する概要や特徴などは、こちらの記事にて詳細をご紹介しておりますのでぜひともご覧いただければと思います！
第2位：1XBET（ワンバイベット）
おすすめブックメーカー第2位は、膨大なベット種類で人気の高い『1XBET』。
競馬ベットもやはり世界各国さまざまな競馬レースにベットすることが可能ですが、特にコックスプレートやコーフィールドカップ、メルボルンカップなどで有名なオーストラリア競馬や、競馬の本場、イギリス競馬の取り扱いが充実しています。
1XBETにおいて最も注目していただきたいポイントが、出走馬情報の充実度。
出走馬名を選択するだけで、競馬情報サイトも顔負けのデータを閲覧することが可能となっており、この点を高く評価しての第2位となりました！
競馬を楽しむというより、ベットを楽しむ、まさにベッティング特化型のブックメーカーです。
第3位タイ：Sportsbet.io（スポーツベットアイオー）
第3位のおすすめブックメーカーは2つ選出。その1つ目が、日本人プレイヤーにも人気のブックメーカー『Sportsbet.io』です。
bet365と同様に、レースによっては単勝や複勝系のベットも提供していることや、1XBET同様、とても分かりやすい出走馬情報を掲載している優秀なブックメーカーなのですが、オッズ発表のタイミングがやや遅いという点がネックです。
bet365と同様に、レースによっては単勝や複勝系のベットも提供していることや、とても分かりやすい出走馬情報を掲載している優秀なブックメーカーなのですが、オッズ発表のタイミングがやや遅いという点がネック。
各馬のデータも充実しており、馬名をタップするとこのように過去のデータもひと目で見ることが可能です。
ただ「登録の際に本人確認が不必要」「銀行口座での入出金が可能」など、スタートするための敷居がとても低い点にあるため、ブックメーカーをこれから始めてみたい方にはとてもおすすめです。
Sportsbet.ioの競馬ベットに関する概要や特徴などは、こちらの記事にて詳細をご紹介しておりますのでぜひともご覧いただければと思います！
初心者の方向け！
各ブックメーカーのメリット／デメリット早見表！
bet365：3連単なども購入可能でJRA以上に競馬が楽しめる！／入出金方法が限定的
1XBET：入出金方法がとにかく豊富で困ることなし！／ベット種類が少ない
Sportsbet.io：登録簡単！時間のかかる手続きは一切なし！／オッズ発表が遅い
詳細は、各ブックメーカー名にリンクされている『解説ページ』をご覧ください！
香港スプリント2022／視聴方法まとめ ※随時更新！
地上波／ネット配信など
| メディア | 番組名 | 放送時間 |
| 地上波 | フジテレビ系列各局 | 放送時間内のレースは放送予定（ヴァーズ及びスプリント） |
| 有料テレビ放送 | グリーンチャンネル | 12月11日（日） 16時30分～18時30分 |
| 有料ネット配信 | グリーンチャンネルWEB | 12月11日（日） 16時30分～18時30分 |
ブックメーカー
香港スプリントを含めた香港国際競走の配信に関しては、どのブックメーカーもまだ未定ではありますが、その他海外競馬に関してはブックメーカーにてライブ配信を楽しむのもおすすめです！
例えば、おすすめブックメーカーの1つである『bet365』での視聴方法をご紹介すると……。
bet365の場合、イギリスで開催されるレースは「口座内に資金残高を有している」もしくは「24時間以内にベットを行っている」と、レースの視聴が可能となります。
もちろん、イギリス競馬以外のレースも配信されますし、視聴方法は各競馬場の欄にある再生マークを選択すればOKと、非常に簡単！※bet365の競馬ライブ中継に関しては、視聴条件が開催地域によって変わりますので、詳細はこちらをご確認ください。
まとめ
今回は、2022年の香港スプリントについてご紹介させていただきました！
昨年は不慮の事故であったとはいえ、しっかりと全力を出し切れなかった馬たちが多く残念でしたが、今年こそは全頭無事に、そして、全力を出し切って戦い抜いてほしいですね！
また、香港スプリントに関してはJRAで販売される可能性が非常に高いのですが、直前であわてないためや、事前ベットでおいしいオッズにしっかりありつくためにも、あらかじめブックメーカーへの登録や準備を行っておくこともおすすめします。
ブックメーカー専門ライターとして、さまざまなサイトで活動。4年間で600本近い記事を執筆しました。
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