ブックメーカー投資とは?違法性・詐欺への注意やノウハウを解説
更新:2023年10月18日
スポーツベット投資とも呼ばれるブックメーカー投資は、ブックメーカーのスポーツベッティングを利用して、収益を上げる投資方法です。
この記事では、ブックメーカー投資のメリットやデメリット、やり方についてご紹介します。
目次
ブックメーカーとは何か?
ブックメーカー投資の話へ移る前に、まずはブックメーカーとは何か?からご紹介しましょう。
ブックメーカーとは、イギリス発祥のスポーツ賭け(スポーツベッティング)の総称であり、サッカーや野球、バスケ、テニス、競馬など、世界中のありとあらゆるスポーツを賭けの対象として提供しているサービスとなります。
日本ではあまり耳慣れないブックメーカーですが、海外では非常にポピュラーなコンテンツであると同時に、さまざまなスポーツのスポンサーを務めるなど、今ではスポーツ界にとってなくてはならない存在の1つとなっています。
また、ブックメーカーの運営自体は海外で行われていますが、当サイトでご紹介しているブックメーカーはすべて日本語に対応しており、実際に日本からもブックメーカーでスポーツ賭けを楽しむことが出来ます。
ブックメーカー投資とは?
ブックメーカー投資の定義は様々ありますが、基本的にはブックメーカーの還元率の高さや実力差の大きい試合のオッズが発表されることがあることを活かして「的中確率の高いローリターンベット」で少しずつ儲けていく投資法です。
その他の代表的なブックメーカー投資のやり方
- アービトラージを利用する
- ミスオッズ(期待値に対してオッズの付け方がおかしいオッズ)を探してベットする
- 払戻しの期待値を計算して長期スパンで収益を上げる などなど…
ただ注意していただきたいのは、ブックメーカー投資という言葉自体、ブックメーカーが認知され始めた時代に情報商材やツール販売業者が作り出した言葉であり、投資の手段として決して優れている訳ではありません。
実際にブックメーカーを利用して収益を上げている人もいない訳ではありませんが、ブックメーカーを投資目的で利用するのは非常に難しいことになります。
ブックメーカーが投資に不向きな3つの理由
ただ、ブックメーカーを投資目的で利用するのに不向きな理由は、大きく分けて3つ存在します。
不的中なら全額なくなる
ブックメーカーが投資に向いていない理由の最も大きな理由が、負けたら全額なくなるという点です。
ブックメーカーは、競馬やパチンコなどと同じ「ギャンブル」にあたります。そのため、どんな組み合わせやオッズであったとしても、ブックメーカーの結果に絶対はありません。
くわえて、100%的中する訳ではないにもかかわらず勝利する可能性が高いオッズ、投資として利用可能なレベルの勝算があるオッズとなると「1.01倍以下」のような超低オッズになります。
こんな低オッズに賭けて勝利を重ねたところで、よほどの資金がなければ労力の方が上回ってしまいます。
また、ブックメーカーで行った賭けは、資産にはなりません。
例えば、投資目的で金を100万円分購入したとしましょう。その後、価値が落ちて90万円になってしまいました。収支は-10万円にこそなりますが、この時点で売れば90万円は戻ってきますし、値上がる可能性だってありますよね。
一方でブックメーカーの場合、100万円ベットしてそれが不的中になってしまうとシンプルに100万円の損失となります。手元には1円も残りません。
このことだけでも、投資商品としてはかなりハイリスクだということがお分かりいただけるかと思います。
キャッシュアウトによる損切が出来る場合もあります
不的中の場合、賭け金のすべてがなくなってしまうブックメーカーではありますが、すでに投票したベットをキャンセルすることのできるキャッシュアウト機能を利用できるブックメーカーもあります。
詳細については、以下の記事をご確認ください。
ベット対象を探すのが難しい
もう1つ、ブックメーカー投資のオッズに関する不向きな理由として挙げられるのが的中する確率の高いベットを探すのが難しいという点です。
的中確率をより高くするためには、そのオッズにベットしても良いのかをしっかりと精査し納得したうえで賭けなければいけません。そのため、スポーツに対して一定以上の知識やリアルタイムで情報収集を行う時間も必要です。
それだけの労力を掛けながらブックメーカーで利益を出せるようになるには、かなりの習熟度とセンスが必要となります。決して簡単なものではありません。
ブックメーカー側から規制を受ける可能性がある
ブックメーカーは、日本の公営ギャンブルとは異なり一般企業として運営しているため、企業として利益を上げる必要があります。
そのため、あまりにも勝ちすぎているユーザーに対してはベット上限額を設けるベット規制を行う場合があります。
また、あまりにも規則的すぎるベットや低オッズにばかりベットを行っていると、マネーロンダリングなどの疑いをかけられ、最悪の場合アカウント凍結&勝利金没収などにつながる恐れがあります。
ブックメーカーの規制に関する詳細は、以下の記事をご確認ください。
それでもブックメーカー投資をしたいなら『ピナクル(PINNACLE)』がおすすめ!
ブックメーカーは投資に不向きと分かったうえでも、ブックメーカーを投資としてやってみたい方や、投資として成功させる自信のある方もいらっしゃることでしょう。
そんな方におすすめなブックメーカーが、ピナクル(PINNACLE)です!
ブックメーカーで儲けようと考えた際、とにかくついて回る問題がベット規制。いくら調子よく勝てていても、規制されてしまっては元も子もありませんよね。
その規制の心配がないうえに全ブックメーカーの中でもトップクラスにオッズの高いピナクルは、投資目的でブックメーカーを利用しているユーザーにとっては強い味方なんです!
一方でデメリットとなる部分もありますので、当サイトの概要記事をしっかりお読みになってから登録することをおすすめします。
ブックメーカー投資に関する悪質な詐欺にご注意!
近年、SNSやマッチングアプリの流行により、ブックメーカー投資に関する悪質な情報商材やツール販売詐欺の被害が増加しており、被害に遭わないためには、正しい知識をしっかり身に着けておく必要があります。
詳しい詐欺手口や情報に関しては、以下のページにまとめてありますので是非ご覧ください。
ブックメーカー投資に関するよくある質問
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ブックメーカーって違法じゃない?大丈夫?
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正式な手順で運営されているブックメーカーは合法です
ブックメーカーが合法な国での運営かつ、国家の運営ライセンスを取得しているブックメーカーであれば、合法です。
ブックメーカーの適法性に関しては、以下の記事をご確認ください。日本でブックメーカーは違法?現在の状況や問題ない場合も紹介この記事では、ブックメーカーが違法か合法かについて解説します オンラインカジノに関連するニュースが多いなかで、ブックメーカー(スポーツベット)も日本から賭けるのは違法なのか、合法になる場合も紹介しつつ解説します。 目次1 ブックメーカー自体は違法ではない2 日本の法律ではブックメーカーを利用するのはダメなのか?3 国外…
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ブックメーカー投資は違法じゃないの?
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違法行為には当たりませんが、ブックメーカー側の規約違反になる可能性はあります。
ブックメーカー投資自体は違法行為にはあたりません。
ただし、投資のために偏ったベットや高額なベットを行うなどによってブックメーカー側の規制対象になる可能性はあります。
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ブックメーカーの収益に税金はかかる?
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必要に応じて納税や確定申告が必要です。
ブックメーカーで得た収益は、一時所得や雑所得として分類されますので、収益の金額やご自身の状況によって納税や確定申告の必要性が出てきます。
ブックメーカーで収入を得た場合の確定申告、税金については以下で詳しく解説しています。
ブックメーカーで稼いだら税金はどうなる?確定申告時の注意点や経費の計算方法を詳しく解説ブックメーカーで賭けを楽しんでいる皆さんの中には、少ない元手で大きく儲かった経験のある方も少なくないでしょう。「もし大きく稼いだら、税金はどうなるんだろう」と、気になりませんか? 日本の公営競技で得た一定以上の配当には、宝くじを除き納税の義務が発生します。 一方、ブックメーカーは、法律上、日本における公営競技にはあたり…
ブックメーカー内部の海外オフィスでマーケティング担当として働いておりました。業界歴10年ほど
KYC、カスタマーサポート、アフィリエイト、クリエイティブ関連、セキュリティ部署との連携など一通りの業務を経験しております。
ここ5年ほど日々ユーザーさんとブックメーカーの橋渡し業務やライティングを行なっています。
得意分野はブックメーカーの規制、出金制限など、ブックメーカーの内部ルールに関わるところです。
より良い形でブックメーカーとスポーツベッティングの楽しさを広めるために日々ブックメーカーズでの業務に励んでおります。
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